サワディーカップ。
南国プーケット島からしまかぜ案内人です。
先日はリピーターさん姉妹さんと一緒に3日間のファンダイブに行ってきました!本日2日目は船を変えて「ラチャノイ島ラチャヤイ島3ダイブ」ツアーへ。
チャロン港へ
パトンビーチのホテルからダイビング船が出るチャロン港へは30分ほど。パトンビーチから山を越えるとカロンビーチが見えてきます。
山の中腹からちらほら見えるカロンビーチはとても綺麗です。
Racha Noi&Yai Diving ラチャノイ&ラチャヤイ島でダイビング by プーケットしまかぜ案内人
カロンビーチ沿いを少し通りカタビーチの街中を通った後山をもう一つ越えるとチャロン地区に到着です。
チャロンサークルを抜けるとチャロン港へすぐ到着です。
本日のダイビング船
港に着き桟橋の先にあるダイビング本船に移動します。今回のダイビング船は2階建ての船。1階にはダイビングデッキとトイレとシャワーがあります。
ダイビングデッキは広々としていて使いやすいですね♪トイレも3つあり、シャワーも4基あり快適。2階にはダイニングエリアとサンデッキがあります。
プーケット島から南のラチャノイ島へは2時間ほど。本島から行ける島としては近郊では最も高い透明度を誇る島。
蒼くて綺麗な海は浅瀬に船をつけて海の色を見ているだけでテンションが上がってきますね。
西側のポイントは大きな岩が折り重なるダイナミックなポイントが多く東側のポイントは白い砂地が綺麗なポイントが多い島です。
ダイビング1本目
本日は風が強く波が少しありましたが1ダイブ目はラチャノイ島の東側のダイブサイト「Banana Bay(バナナベイ)」へ。
船から海に飛び込んで水の中を見てみると相変わらずの透明度の良さでテンションが上がってしまいました。
浅瀬からロープなしにフリー潜行をして潜ってそのまま少しずつ泳ぎました。
中層を泳いでいくと蒼い海に囲まれて浮遊感を凄く感じられて気持ち良かったです。
浅瀬のサンゴ礁に群れる透明な小魚スカシテンジクダイの群れを見ながら砂地とサンゴが混ざる斜面を降り、一面広がる真っ白な雪山のゲレンデのような砂地へ降り各種ハゼの仲間を観察しました。
ランチ
この船のランチは毎回変わりますが、炒め物の種類が多く美味しいのが特徴。今回のスープはお二人が食べたかったトムヤムスープなのでとても嬉しそう。
辛さも少しだけ抑えられていて程よくとても美味しかったです。早めにご飯を食べて空き時間に船の周りで泳いだりシュノーケルを楽んだりしましたね♪
ダイビング2本目
2ダイブ目は風が強かったので波が少ないラチャノイ島の西側のダイブサイト「ウエストベイ・サウス」へ。
浅瀬はサンゴ礁が多く南側の岬の先端付近には特徴的な人工的に切られたような大きな岩が並ぶポイント。
まずは大きな魚に会えるかを期待しながら先端の尖ったクリスマスツリー岩へ。
流れがなかったので少し深い方に行き大物を待つついでにウミウチワや岩場の陰にいるマクロ生物&レア物を探しました。
グルクンの群れもそこそこいてマンタさんの登場を期待しましたが出ず。大きな岩盤が作り出す壮大な景色を堪能しながら浅瀬へ。
浅瀬のキャベツコーラルが作り出す景色を見て、最後はコブハマサンゴサンゴの上で群れるキンギョハナダイや各種スズメダイを見ながら安全停止です。
ダイビング3本目
最後はプーケットから1時間半のラチャヤイ島まで戻り「Bungalow Bay(バンガローベイ)」1ダイブ。
この船は上陸もできる船なので3ダイブ目を休んでラチャヤイ島の綺麗なビーチに上陸してのんびりすることもできます。
ダイビングもビーチも思いっきり楽しみたい方は3ダイブ目をキャンセルするのも良いですね。
King Cruiser Marine Park&Shark Point for Diving キングクルーザー&マリンパークへダイビングへ行こう by プーケットしまかぜ案内人
波が高く少し濁っていましたが、浅瀬の真っ白な砂地とサンゴ礁をゆっくり泳ぐと色々な魚にあえて楽しかったですよ。
雰囲気的にタツノオトシゴなどの小物がいそうでしたが見つかりませんでした。最後は大きなヒトヅラハリセンボンが登場してくれて、目の前をのんびり泳ぐ姿に癒されました。
今日のアンダマン海生物
スカシテンジクダイ
分類 : テンジクダイ科テンジクダイ属
学名 : Rhabdamia gracilis
英名 : Luminous cardinalfish, Slender Cardinal
大きさ : 4cm
近郊で多く見られるダイブサイト : ピピ島、マリンパーク、ラチャノイ島、シミラン諸島
「透天竺鯛」骨が見えるほど身体が透き通っているのが名前の由来。テンジクダイの中でも小さな種類で浅いサンゴ礁域や岩礁域で同じ大きさの大きな群れをつくることが多い。
アジなどの捕食魚から身を守るためにそこのエリアをテリトリーとするハタに守ってもらう代わりに少数を食べられるという「羊飼いと羊」のような関係を持ったり、メスが産んだ卵をオスが口の中に入れふ化するまで守る「マウスブルーダー」の特徴を持つ面白い魚です。
群れる大群は時に数万匹になり大きな岩やサンゴ礁を覆いつくすほど群れている場合もある。
そして、透明な身体に太陽光が当たるとキラキラと輝きとても綺麗。
マウスブルーダーの特徴があるので、群れを目を凝らしてよく見てみると下顎が膨らみより「受け口」になっているオス個体を見つけることができる。
写真はやはりより浅瀬の太陽光に当たり綺麗な群れを撮るのがコツ。寄ってズームを使い個体を画面いっぱいに撮るのも面白い!
そして、たくさん群れているときはダイバーを一緒に入れて撮ると大きさの比較ができるのでおすすめです。そして、やはり大量に群れているため動画映えもする魚でもありますね♪