プーケットしまかぜ案内人

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プーケットでダイビング『ピピ&マリンパークでお魚天国』

サッワディーカップ。
南国プーケットからしまかぜ案内人です。

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プーケットでダイビング

先日はリピーターのKさんとピピ島とマリンパークで3回潜るファンダイブにマンツーマン行ってきました。久々のKさんと魚影の濃いエリアに行くダイブで魚好きな僕もとても嬉しくKさんと一緒に思いっきり水中世界を楽しんできました。

ダイブサイトの紹介

ピピ島は6個の島がある諸島でプーケット島から東に50㎞ほど行ったところにあります。ダイブサイトは数箇所ありますが、特にダイバー人気なのは魚影がとても濃く大物遭遇率も高い『ビダノーク島』と『ビダナイ島』、そして『ピピレイ島』周辺になります。シュノーケルツアーではプーケット島からスピードボート(1時間)や大型クルーザー(1時間半~2時間)で立ち寄ることはできますが、ピピ諸島のこれらの有名なダイブサイトで潜るには基本はダイビング船(2時間半~3時間)です。

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ピピアイランドでダイビング

マリンパークはプーケット島とピピ島のちょうど真ん中にあるエリアにあるダイブサイトが固まってあるエリアで名前の通り海洋公園になっています。漁業行為をするのは禁止されていてダイバーのみが訪れられる場所で、4箇所あリます。

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切りたった島の周りをウォールダイブする『ドクマイ島』とイソギンチャクが巨大な隠れ根に群生するしている『アネモネリーフ』、トラフザメ(レオパードシャーク)に遭遇できる確率が高い『シャークポイント』と魚影がとても濃い80mほどの大きな沈船を潜る『キングクルーザー』があります。ダイビングボートのみ(島から1時間半)がいける場所になっており海中環境が守られておりサンゴや魚などの水中生物の宝庫です。

ダイビング報告☆

まずは島の南東にあるチャロン港から出発で最初にピピ諸島に向かいました。プーケットのダイビングボートはタイの雰囲気がたっぷり、世界の他のエリアのダイブサイトより船が大きく座席も多くある快適な船です。クルージング中も冷たい飲料水にインスタントの紅茶やコーヒーなどの無料ドリンク、そしてランチ以外にもクッキーやパンが船にあり、簡単な軽食がついている船も多いです。酔い止めもどの船も完備してあるのが嬉しいですね♪Kさんも何度も来られているので簡単な軽食を食べた後はスペースを見つけてリラックスタイム。

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プーケットのダイビングはしまかぜ案内人

1ダイブ目はピピ諸島の『ビダノーク島』。透明度はそこそこの日でしたが、浅瀬の湾内で潜り始めて少し泳ぎ湾の岬のようになっている場所に着くと相変わらずものすごい数の魚が群れていました。相変わらず何千匹、いや何万匹群れているかわからないキンセンフエダイの巨大な魚群が岬を覆うように群れていました!隣のダイバーグループは見えないほどの群れに遭遇するとワクワクしちゃいます。

トラフザメを狙いに岬沿いを深場の方に泳いでいくと流れが少し強くなりましたが、見上げた中層にたくさんのグルクン(タカサゴ)の一種イエローバンドフュージリアの数万匹の巨大な群れが相変わらず群れを成しています。たまに群れが一気に動いたかと思うと後ろから1mほどの大きなホシカイワリ(アジ)の群れが登場し魚群との捕食シーンを繰り広げてくれました。

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プーケットオプショナルツアー

岬の先端に行って何種類かのフエダイの大群を見ましたが砂地にトラフザメはいませんでした。(残念)最後は岬沿いを浅瀬に上がり浅瀬のキンセンフエダイの群れに囲まれのんびりしていると目の前を2m前後のツマグロ(ブラックチップリーフシャーク)が何匹か通りビックリ!!!

2ダイブ目はすぐ隣のビダナイ島を潜りました。流れが少しあるとのことで北側のウォールエリア側に船をつけ潜行。ストーンと落ちていく島沿いの壁を流しながら東回り。沖合の砂地エリアの少し浅場を飛ぶようにして魚群や砂地に寝るトラフザメなど大物を狙って少し早めに流しました。

いくつかの各種グルクンの大群に会い南側の大き目な隠れ根にぶつかったので少し流れを横切りながら根回りの深い方に行きましたがトラフザメは現れませんでした。が、その代わりタイマイ(カメ)とバラクーダの大群に会えました。とっても可愛かったです。

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海中大冒険

更に流していき最後は浅場にあるスイムスルー(岩の間にできた通り抜けれる穴)を抜け、南側の浅場のサンゴ礁エリアでのんびり!透明度が南側はとてもよくキンセンフエダイやホソフエダイなどの大群やスカンクアネモネカクレクマノミなどのクマノミを見ながらのんびり過ごした後、恒例の中層での5m3分間の安全停止。

ピピ諸島から離れプーケット島側に船を走らせ1時間少々でマリンパークの『シャークポイント』に到着です。今回は灯台のある「1の根」から隠れ根の「2の根」周辺を潜りました。ここでもトラフザメを狙いです。

まずは「1の根」から潜行して、サメがいそうな深場の砂地の少し浅い中層を泳ぎながら流していきますた。流している間にグルクンの大群と大きな味の捕食シーンに遭遇。かっこいい巨大なイトヒキアジの成魚が群れでぐるぐると周りながら執拗に攻めるシーンはちょっとドキドキしました。

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僕の好きな海中世界

そのまま流れに乗りながら「2の根」に到着。大きなウミウチワが群生しているエリアから根の南側に流してサメ狙い!今回も残念、トラフザメには遭遇できませんでした。諦めて南の一番岩が切り立った場所をグルっと周りながら深度をあげていくと出てくる青やピンクや白などのカラフルなソフトコーラル(トゲトサカ)の群生地。『お花畑』とも呼ばれるカラフルなサンゴの群生は見事でその上に群れるスズメダイの群れは一陣の風にざわつく木の葉のようで美しいです。その2の根の南側に群れるソフトコーラル畑を思う存分楽しんだ後最後の安全停止に移りました。Kさんも「サメはしょうがないけど、最後のソフトコーラル見れただけで綺麗で凄くよかったよ!」っと感想を頂き僕も一安心。

phukettour.hatenablog.com

プーケットダイビングガイドの僕としてはやっぱりレオパードシャークを見せたかったです。Kさん2日間どうもありがとうございました!

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2日間ありがとうございました。

また一緒にファンダイビングをする日を楽しみにしていますね♪次回は久々にシミランクルーズでも行きますか?!

本日のお魚さん紹介

キンセンフエダイ
スズキ目フエダイフエダイ
英名:Big Eye Snapper
学名:Lutjanus lutjanus
プーケット近郊で巨大な群れに会えるダイブサイト:「沈船・キングクルーザー」「アネモネリーフ」「ピピ・ビダノーク」

形はいたって一般的な魚の形ですが、頭の真ん中にある大きな目とウケ口の顔とそこから尾鰭まで伸びる1本の黄色の線が特徴的な魚。太平洋・インド洋の熱帯地域では普通種。アンダマン海では数千匹単位の大群が見られるダイブサイトが多いです。

数千匹単位で密度の濃い群れを作ると群れの形を変えると違った物に見えるのが面白いですね♪流れがない時に立てに群れるとまるで「入道雲」のよう、水底の方に群れが広がると「絨毯」のよう、ダイバーの上側に広がって群れると暗くなり「広がった雨雲」のように群れます。やはり魚の大群はワクワクしますよね♪一緒に魚の群れに囲まれに行きませんか?!

これからも僕の好きな魚達をこのプーケットダイビングブログで紹介しますので是非覗いて下さいね。


King Cruiser Marine Park&Shark Point for Diving キングクルーザー&マリンパークへダイビングへ行こう by プーケットしまかぜ案内人

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