サッワディーカップ。
南国プーケット島からしまかぜ案内人です。
先日はリピーターの女性ゲストお二人と一緒にラチャヤイ島体験ダイビングに行ってきました。ブルーブルーブルーの透明度が高い島でダイビングを満喫したい方におすすめのオプショナルツアーです。
ダイビングツアーは陸上も水中も写真プレゼントなのでしまかぜ案内人を選んでいただいているYさん。前回はコーラル島で今回はラチャヤイ島で体験ダイビングでしたね♪とても笑顔が素敵なお二人は「オリジナル島内観光ツアー」と「パトンナイトツアー」と「ムックダースパ」にも参加。女子旅プーケットを大満喫です。
とてもノリ良くたくさんの楽しそうな写真を撮らせていただき本当に感謝!そして、僕自身も楽しかったです。笑顔って大切だな~っと勉強になりました。僕も素敵な笑顔になれるように頑張ります✌️
ラチャヤイ島の魅力
プーケット島から南に25㎞くらいの比較的近場の島です。シュノーケルツアーでスピードボートで行くと30分くらい。ダイビングツアーですと大型ダイビング船でゆっくり走るので1時間30分ほどで着きます。本島から50㎞ちょっとあるピピ島はダイビング船で行くと3時間くらいかかるのでそれと比べるとだいぶ近いですね。
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なんと言っても近場なのに透明度が良い点です。僕も大好きな島です。因みに乾期限定のシミラン諸島もとっても綺麗で20m前後は随時透明度があります。ダイバーは憧れの場所ですね。
さて島の周辺にあるダイブサイトは浅場エリアがあり、砂地やサンゴ礁が広がっていて綺麗です。大物遭遇率は高くないが、近郊の島では最も各種インド洋の固有種が簡単にみられるのが嬉しいですね。流れもなくとても穏やかなポイント。体験ダイビングはもちろん、
初心者ダイバーからお魚好きな玄人ダイバーまで安心して潜れるのが嬉しいですね♪まだスキルに自信がないライセンスダイバー方は是非ラチャヤイ島をおすすめします。
ダイビング報告
朝起きてお迎えの車に乗り島の南東にあるチャロン港まではパトンビーチのホテルからは40分前後。
お迎えの車はTOYOTAのハイエースがどのツアーも一般的ですね。車寄せまたはロビーで待ち合わせです。お迎え時間から5分でもずれたら必ずしまかぜ案内人に連絡お願いしますね☎️
港に着き点呼を取った後はしまかぜスタッフと桟橋の先にあるボートまで移動。桟橋バスがあるので歩く必要はありませんよ。桟橋の先にある本船に乗り換えた後は、他のお客さんが集まるまで待ち、集合次第出発です。
チャロン港から約1時間半、移動中にボートとスケジュールの説明の後、書類記入と体験ダイビングの説明です。その後は到着するまでフリータイムです。船にはトイレやシャワーやフリードリンクが用意されていて快適!そして、簡単な軽食も用意されていて至れり尽くせり。お二人ともサラダとソーセージとハムを食べた後はリラックスタイム。その他に朝食で登場するお粥も美味しいですよ。
1ダイブ目は東側にある4つの湾の1つ「ベイ1」で潜りました。前回はコーラル島で今回は初めてのラチャヤイ島でのダイビング!久々の海中世界でちょっとドキドキのお二人でしたが、潜ると綺麗な海中世界とカラフルな熱帯魚に見惚れてしまいストレスなんかはどこへやら。
1ダイブ目は浅瀬でのんびり!浅い所に群生するサンゴ畑エリアに行って記念写真を撮りました。キャベツコーラルの群生地にエメラルドグリーンのアンダマンクジャクスズメダイや熱帯スズメダイなどが群れている所は何度見ても綺麗ですよ♪この日はお天気が悪かったですがそれでもカラフルなスズメダイの群れが綺麗でした!その他たくさんの熱帯魚を見て気づくと1ダイブ目終了です。
とても楽しかったそうで、上がった後もずっと大興奮!ランチタイムになり美味しそうなご飯が並ぶとまたまた笑顔の二人。パッ(ト)・パック・ルアム・ミット(タイ風野菜炒め)やガイ・トーット(フライドチキン)やヌア・パット・ナンマンホイ(牛肉のオイスター炒め)にトム・カー・ガイ(鶏肉とココナッツミルク入りトムヤムスープ)と食べやすいタイ料理のオンパレード。
どれも美味しくてついつい食べ過ぎてお代わりをされたお二人でした!一番美味しかったはトム・カー・ガイ。まるでシチューかと思うほどまろやかな味付けに辛味が少し入り絶妙な味付けでした。パトンビーチにある普通のタイ料理レストランよりも美味しいのでは?!っと思うほど美味しかったですよ。
さてさて、お腹いっぱいになった後は同じく東側にある湾の1つ「ベイ3」で潜りました。次は少し泳ぎ方の説明を加え広い範囲を移動しました。ゆっくり潜っていき少し泳ぐと、ベイ3の名物カクレクマノミに会えました。明るいオレンジ色の体色に白色の線が入る可愛いカラーリングは見ているだけで楽しくなっちゃいますね。
その後は10mくらいの深い方に行ってお魚さんを観察。じっくり見ると色々な生物が潜んでいる海中世界!シュノーケルと違い水底の魚をゆっくり探せるのもシュノーケルと違う醍醐味ではないでしょうか?!
よく岩を見ているとキリンミノカサゴが目の前にいて驚きと一緒に発見した喜びも味わえましたね♪砂地と岩が混じっているエリアで大きなウルマカサゴも見つけました。どう見ても岩にしか見えないので見つけると嬉しいですね♪その他たくさんのお魚さんを見つけハッピープーケットダイビング!たくさんの笑顔は本当に嬉しいですね。ありがとうございました。
今日の海ログ
天気:快晴
気温:30℃
水温:30℃(日本の海の8月水温は20℃)
深度:10m
透明度:15m
海況:波は少し高めで移動中は少し揺れました。
見られた魚:カクレクマノミ、アカヒメジの群れ、アンダマンクジャクスズメダイ、キャベツコーラル群生、ネッタイスズメダイ、ウルマカサゴ、キリンミノカサゴ、オオヒレシャコガイ、アミチョウチョウウオ、コラーレバタフライフィッシュなど
本日のお魚さん紹介
●ヒトヅラハリセンボン
分類: フグ目フグ亜目ハリセンボン科ハリセンボン属
学名: Diodon liturosus Shaw
英名: Blackblotched porcupinefish
大きさ:10cm〜
プーケット近郊で良く見られる場所:
太平洋からインド洋の温帯から熱帯域の浅いサンゴ礁や岩礁域に生息する一般種。全長60㎝以上になるハリセンボンの一種。身体の背中部分にまるで人の顔のような黒い模様があることから名の由来。近似種の「ハリセンボン」との違いは、黒い線で描かれた顔のような模様が白い線で囲われているかいないか。白い線で模様が覆われているのが本種。
ハリセンボンを含むフグはちょっと間抜けな顔も緩慢な動きが特徴的。正面顔の締まりの良くない口や飛び出した目はコミカルで笑ってしまうほど不細工だがとても可愛いです。ゆっくり追いかけると、ゆっくり泳ぐがたまに振り返りついて来ていると慌ててまた泳ぎ始める動きも可愛いです!
たまにペアで追いかけ合いをしているが、退職をまだら色っぽく変えて追いかけている方が求愛行動をしているオスになります。一生懸命追いかける方と逃げる方。激しく求愛するオスは良く見るが成功した例をあまり見ない。喜んで求愛に応じるメスはほとんど見ないのが面白いです!
写真は動きが緩慢なのでとても取りやすい。岩の下で顔だけ見せてこっちを見ている時が一番撮りやすい。そして、ハリセンボンが泳いでいてもゆっくり近づくとかなり近くに寄れるので振り返るタイミングを狙って写真を撮るのも良し。ある程度の大きさがあるので是非バディーダイバーを写真に入れたりしながら思い出写真を撮ると面白いですね♪
感想・まとめ
今回はお天気があまりよくありませんでしたが、ゆっくり色々見られましたね♪ダイビングの醍醐味は水面にいる魚だけでなく中層や水底にいる魚にも会える点。色々な魚を一シュルずつじっくりゆっくり見ていくとより楽しいです。
次回はライセンス取得コースで一緒にダイバーになりませんか!?ライセンスを取った後はいつかシミランクルーズでジンベイザメやマンタを見に行きましょう!また必ずプーケットに帰って来てくださいね。お待ちしております。
Racha Noi&Yai Diving ラチャノイ&ラチャヤイ島でダイビング by プーケットしまかぜ案内人
お帰りの際にぽちんと応援ください。
プーケットしまかぜ案内人