世界屈指のビーチリゾートとして有名なプーケット島は東洋の真珠と呼ばれるくらい綺麗なエメルドグリーンの海が広がっています。さて、そんなビーチリゾートにしたらダイビングを体験してみてください☆今回はダイバーが憧れる大物が見られる可能性が高いマリンパーク内にあるシャークポイントとアネモネリーフの紹介です。
目次
1 シャークポイントとアネモネリーフってどこにあるの?!
2シャークポイントとアネモネリーフへの行き方&ダイビングツアーについて
3シャークポイントとアネモネリーフのダイブサイトについて
4シャークポイントとアネモネリーフで見てほしい10個の魚
シャークポイントとアネモネリーフってどんなところにある?!
シャークポイントとアネモネリーフはプーケット島から東に25㎞、ピピ島とプーケット島の間にあるマリンパークと呼ばれるエリアにあります。マリンパークは、沈船「キングクルーザー」「ドクマイ島」「シャークポイント」「アネモネリーフ」という4つのダイビングポイントがありダイビングツアーでのみ行ける場所。ダイビング船の移動時間は1時間半から2時間。
シャークポイントもアネモネリーフもある程度深く流れもダイブサイトなので体験ダイビングではなくライセンスを持って浮力コントロールができるファンダイバーが楽しめる岩やサンゴ礁が群生し、豊富な魚種と大きな魚群から大物そしてマクロ生物まで見られるダイナミックな海中世界が広がるエリアの中にあります。
シャークポイントとアネモネリーフへの行き方&ダイビングツアーについて
プーケット島のダイビングツアーでのみ行ける場所。通常はマリンパーク方面、またはシャークポイント方面に基本は3ダイブ潜るツアーとして販売されています。シャークポイントに行く船は毎日出ていますが、アネモネリーフに行く船は少なく曜日や海洋状況で行けるなかなか行けないダイブサイトです。
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シャークポイントとアネモネリーフ行くダイビングツアーはホテル迎えでプーケットの南東にあるチャロン港に集合します。ダイビングボートは2階建ての30人乗り以上の船で、冷水器があり常に冷たい飲料水や熱いお湯を使ってインスタントのコーヒーや紅茶も飲めるようになっていて、パンやスナックが置いてある船も多く、1日快適に船で過ごせるようになっています。
乗船する船によりますが、簡単な朝の軽食がついている船が多いです。そして、どの船にも共通しているのは豊富な種類の美味しいランチ。辛くなく癖のないタイ料理メニュー中心のランチで船によってはインターナショナルフードもあったり香辛料が嫌いな方でも安心して食べられるメニューばかりなのが嬉しいですね。
シャークポイントとアネモネリーフのダイブサイトについて
シャークポイント
最大深度23m.透明度は10~15m.大物★★★★☆・魚群★★★★☆・マクロ★★★☆☆.時に流れがある大物&魚群狙いの初中級向けダイブサイトです.深場の砂地でトラフザメ(レオパードシャーク)が見られることが多いのが由来で名をつけられたダイブサイトです.。3つの根があり流れにより流していきます.もちろん大物との遭遇率も高いですが、とにかく魚種魚影も濃く様々な魚を観察することができます。
そして、ハードコーラルもソフトコーラルのも群生が見事な場所があり、所によりソフトコーラルの一種トゲトサカやウミウチワの群生地となっています.場所によりその紫や赤色の種類が一面隙間なく群生していてまるでお花畑のようになっていたり、2m級のウミウチワが群生していてジャングルみたいになっている場所があるのも必見です。
アネモネリーフ
最大深度25m.透明度は10~15m.大物★★★☆☆・魚群★★★★★・マクロ★★★☆☆時に流れがある魚群とクマノミを楽しむ初中級向けダイブサイトです.ANEMONE=イソギンチャクという名が付くだけあってイソギンチャクの群生が凄いです。
緑色のセンジュイソギンチャクの群生が一つの巨大なリーフの浅場全体をカーペットのように覆っていて各種クマノミが膨大な数生息していて見ごたえがあります!その他、深場の砂地にトラフザメ(レオパードシャーク)もいたりすることもありますが、なんと言ってもプランクトンが豊富なため魚影がとても濃いポイントです。その魚たちをさらに捕食しに大型回遊魚が登場したりととにかく魚影が濃く様々な回遊魚に会えるのが楽しいポイントです。
シャークポイントとアネモネリーフで見てほしい10個の魚
トラフザメ(レオパードシャーク)
サメ科.大きさ2m.英語名の通りヒョウ柄模様のサメ.子供の時は横線が複数入る全く違う模様のためゼブラシャークや虎斑(トラフ)鮫とも呼ばれる.個体数が少ないサメの一種ですがプーケット島近郊では比較的よくみられます.シャークポイントでもアネモネリーフでも見られる可能性があります!頑張って見つけましょう。
スカシテンジクダイ
テンジクダイ科.全長2㎝.身体が透けているのでこの名がついている.流れがある海域の間にできる潮だまりのプランクトンが集まる場所に生息し群れを作る.シャークポイントやアネモネリーフでも巨大な群れが簡単にみられる.太陽光の角度により群れがキラキラとするのが綺麗。
カクレクマノミ
スズメダイ科.全長4㎝.ディズニー映画「ファインディングニモ」でお馴染み色合いがとっても可愛い人気の魚.イソギンチャクをせわしなく出たり入ったりしているのでこの名が付きました.シャークポイントやアネモネリーフでもたくさん見られます☆だいたい動くルートが決まっているので写真を撮るときは通る場所に、シャッターを半押ししてピントを合わせ通ったらシャッターを押し切ると撮れます。
トマトアネモネ
スズメダイ科.全長5㎝.レッドサドルバックアネモネとも呼ばれるが通常トマトアネモネと呼ばれる.日本の沖縄で見られるハマクマノミのアンダマン海(インド洋の北東部)バージョン.プーケットには少ないイソギンチャクの先が丸いタマイタダキイソギンチャクに棲む.かなり個体数は少ないのでゆっくり探さないと見つからない種なので頑張ってタマイタダキイソギンチャクを探してもらいたい.
イエローバンドフュージリアー
タカサゴ科.全長15㎝.日本ではタカサゴと呼ばれ沖縄の方言でグルクンと呼ばれる魚の一種.黄色というよりも輝く金色の一本線が身体に横切る.浅場で見るとこちらも群れがキラキラする種類で回遊魚に追いかけられた時に一気に群れが動くのはまるで流星群のよう。
タテジマキンチャクダイ
キンチャクダイ科.全長40㎝.キンチャクダイ科の中では最も生息範囲が広い種となり日本の海が属する太平洋でもプーケットが属するインド洋でも見られるパステルイエローと蛍光ブルーがから頭の近くから尾鰭まで縦にたくさんの島がありとても色彩が綺麗なため英語名ではエンペラーエンジェルフィッシュと言われている.太平洋とインド洋では形が少々違いがあり、「太平洋型」は背びれ後方の軟条部が長く伸びるが、「インド洋型」ことは軟条部が長く伸びることなく丸くなっている。
ホシカイワリ
アジ科.全長90㎝.プランクトンが多いシャークポイントやアネモネリーフでは、イワシやキビナゴなどの小魚の群れやタカサゴの群れに突進しする補色行動をしているシーンはが良くみられる.小魚やタカサゴの群れが一気に動いたらホシカイワリなどのとてもかっこいい大型のアジが登場するのを楽しみにしたいです。
オオウミウマ
ヨウジウオ科.全長30㎝.タツノオトシゴの中では大型種.シャークポイントでもアネモネリーフでも良く見られるので岩場の奥まった流れのないような場所のロープやソフトコーラルに尾を絡めて潜んでいるので是非自分で探してみてほしいです。
アカモンガラ
モンガラカワハギ科.全長25㎝.地味な体色をしているがヒレの形が特徴的で目立つ、モンガラカワハギ科では珍しく中層でプランクトンを食べる種.体色は濃い青色をしているが赤い牙が2本あり、赤い歯のモンガラ=アカハモンガラという名が登録の問題でアカモンガラとなった説がある.プランクトンが多いシャークポイントではかなりの群れを作ることもありたまに岩場に頭を突っ込んで寝ている姿も見ることができます。
ウミウチワの群生
トゲヤギ科.全長1.m.シャークポイントでは2m近くあるのではないかと思われる巨大なウミウチワが見事に群生していて必見!!プランクトンが多く魚影が濃いシャークポイントならではの珍しい景色であると思います。
オオトゲトサカの群生
チヂミトサカ科.全長30㎝.シャークポイントやアネモネリーフの豊富なプランクトンを食べ育つ黄色や赤や紫色のオオトゲトサカの群生が見事に広がる場所があり、お花畑みたいでとても綺麗なのも必見です。
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